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不動産業界用語集「な行」

不動産用語集「な」

内装工(ないそうこう)

建物の内装を仕上げるための職人。
床にはフローリング材、壁にはクロスや石膏ボード張りなどを請負ます。
内装は建物施工の最終段階で行われ、居住する部分であることが多く、その見た目によって完成度が大きく左右されます。
国家資格である内装仕上げ施工技能士という資格があります。


内覧会(ないらんかい)

マンションでは、購入者に工事現場を見てもらい、現場監督とともに工事の結果チェックしていくもので、引渡しを行う前にお披露目と不具合のチェックを行うイベントです.
内覧会を行って見つかった不具合には補修工事を行い、再度チェックを行うことになります。
内覧会時に不具合を見落としたとしても補修工事は後々行ってもらえます。ですが、家具などを運んだあとだと面倒なため、しっかりとチェックすることをオススメします。

中庭(なかにわ)

建物や壁などに囲まれた野外の庭のことを「中庭」と呼びます。
周辺は囲まれながらも吹き抜けとして外部空間とつながっているものを呼びます。
洋風の建物の場合には「パティオ」と呼ぶこともあります。
古くからある物件ならば京都の町家などにある坪庭もこれにあたります。


難燃材料(なんねんざい)

技術的基準に適合し不燃性を持つ建築材料のことを、国土交通大臣から認可されたものになります。
政令で定めた水準で呼ぶと3つのランクに別けられます。不燃材料・準不燃材料・難燃材料になります。
この名称からわかるように難燃材料というのはランクが一番下になります。

  1. 加熱から5分間は燃焼しないこと
  2. 防火上有害な変形・溶解・亀裂などが生じないこと
  3. 有害な煙やガスが発生しない
などが難燃材料として条件となります。

不動産用語集「に」

二次元CAD(にじげんきゃど)

立体的に建築物を設計するためには平面図や立面図、断面図などの制作が必要になります。
それらを二次元で表現し制作するためのツールというのが「二次元CAD」になります。
ツールとしての性能はさまざまで、ただ製図を行うものからシュミレーションを出来るものまで、様々なグレードが存在します。

二重サッシ(にじゅうさっし)

一つの窓に2枚のサッシを取り付けたまどのことで、ペアサッシとも呼ばれます。
二重にサッシを重ねることで防音性能や断熱性が高まります。

二世帯住宅(にせたいじゅうたく)

親世帯や子世帯が同居している住宅のことを二世帯住宅と呼びます。
とはいえ、ただ同居しているだけでは呼ばず。それぞれが独立性を持って入居している場合を、二世帯住宅と呼びます。
一定のプライバシーを守りながらも、お互いにお互いの生活をサポートできるのが好まれ、積極的に取り入れる家庭も少なくありません。


入居審査(にゅうきょしんさ)

賃貸として貸し出す場合に、借主が適切な人物であるかを審査する行為を「入居審査」と呼びます。
審査が通らないのは、家賃をしっかりと払えるかどうか、治安や風紀に問題はないのか。
審査を行うのは不動産会社が主で、大家自らというのは珍しいです。
そういう意味では住宅探しの時はしっかりとした服装が良いと言えます。


不動産用語集「ぬ」

不動産用語集「ね」

熱線反射ガラス(ねっせんはんしゃがらす)

ガラス表面に薄い金属膜をコーティングして、赤外線などの長い波長の光線を反射させます。
反射することができれば夏の冷房負荷を減少することができます。
必然的に室内温度が上がりにくくなることで冷房負荷を下げられる訳です。


不動産用語集「の」

農地転用(のうちてんよう)

もともと農地であったものを、宅地や駐車場などへと転用することを呼びます。
農地を転用する場合、農地法によって転用許可を都道府県知事や農林水産大臣などに取る必要があります。
農地転用難易度は農地の状況によって異なり、市街地に近いほど転用は認められ安くなります。

軒裏換気(のきうらかんき)

軒裏の天井には熱気や湿気が溜まりやすく、換気しづらいことからカビの繁殖や、腐食などが起こる可能性があります。
そのために用いられるのが軒裏天井に換気口を取り付けて換気するのが「軒裏換気」になります。
軒裏換気では、軒先に天井面の1/250以上の換気口を二箇所以上設置する必要があります。


延床面積(のべゆかめんせき)

建物の各階にある床面積の合計のことを延床面積と呼びます。
外壁または柱の中心線で囲まれた「壁芯面積」のことを呼びます。厳密には壁などに外部と分け隔てられたものになります。
そのため、床がない吹き抜け部分などは、延床面積には含まれません。


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